<仙台市>外国人居住者のごみ出しマナー違反、一部地域で問題化 住民対策に躍起
仙台市では一部地域で、外国人居住者のごみ出しマナー違反が問題となっている。
これまで複数の外国語パンフレットなどを作成し、分別ルールの周知徹底に努めてきた。
分別の掲示表をごみ集積所に設置する地域もあるが、なかなか浸透しないのが実情だ。
特に対策が急務なのは留学生。
2〜4年の短いサイクルで帰国したり、転居したりするため、
ごみ出しルールの継承や定着に結び付かないという。
大学や専門学校に近い青葉区の花壇大手町町内会では外国人のごみ出しマナーに対し、
住民から苦情が寄せられる。
今野均町内会長(76)は「外国人に注意しても、日本語が分からないと言われるとどうしようもない」と困り顔だ。
ルール違反は今年に入って目立つようになったという。
留学生らは母国との生活習慣のギャップに戸惑っている。
4月にネパールから来日した日本語学校生、ラマ・クリシュナ・バハドゥルさん(28)=青葉区=は
「仙台市はごみ分別の種類が多くて、何のごみをどの袋に入れて捨てればいいのか分からない」
と悩みを打ち明ける。
河北新報 2018年10月14日日曜日
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181014_13018.html
外国人のごみ出しマナーに頭を悩ませる花壇大手町町内会。
市はルールを覚えてもらおうと対策に躍起だ
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