15年10月放送の前シリーズから3年をへても、主人公佃公平役の阿部や立花洋介役の竹内涼真(25)ら、佃製作所の面々が、困難を前に熱く燃え上がるパワーあふれる展開に、インターネット上では「安定の面白さ」「期待を裏切らない」の声が相次いだ。
第1話は、佃製作所が純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」にバルブシステムの部品を供給する大企業・帝国重工の業績が悪化し、ロケット事業からの撤退の可能性が浮上。
さらに追い打ちをかけるように、大口取引先の農機具メーカーのヤマタニ製作所から、トラクター向け小型エンジンの取引縮小を言い渡される。
その中、佃はロケットのバルブシステムの技術を生かしたトランスミッションへの挑戦を決意。
トラクターのトランスミッションを手がけるベンチャー企業ギアゴーストのバルブのコンペで大手の大森バルブと対決する。
ツイッター上では「やはり阿部さんが熱い」「前回、若手俳優でしかなかった竹内さんが成長した」「今の企業が見失った心が見える」「熱い長ぜりふのやりとりが最高」「毎週日曜日の夜は、やはりこれ」など、3年ぶりの続編を評価する声が多数、寄せられた。
さらに、今回から出演したイモトアヤコ(32)の演技力、終盤で見せた泣きの演技に「こんなにうまいと思わなかった」「ガチ演技がヤバい」「見て泣いてしまった」など絶賛の声がツイッター上を飛び交った。
イモトは劇中で、帝国重工で天才技術者と呼ばれながら退職し、ギアゴーストを立ち上げた副社長の島津裕を演じる。
島津は、バルブのスペック勝負にこだわる大森バルブが491個の部品でサンプルを作ったのに対し、佃製作所がスペックより荒れた農地を耕すトラクターに必要な強度を重視し、約4分の1の153個の部品でトラクターに合う頑丈なサンプルを作り上げたことを見抜いた。
そして佃が実際にトラクターを乗って壊れないトランスミッションの重要性に気付き、立花がその思いを組んで作ったと聞き「私たちのため、ユーザーのために作られたものです。何より、この強度がすごい。(中略)私には、こんな設計、思い付かなかった」などと言い、涙した。
ツイッター上では「イモトさんの演技が最高」「イモトいい味を出している」「安室(奈美恵)ちゃんで泣き、『下町ロケット』で泣いたイモトの演技に泣かされた」との声が相次いだ。
また放送前の午後2時からTBSで放送された特集番組で、その涙が台本にはない、イモトのアドリブだったと紹介されたことを受け「涙のアドリブ…すごい」などの声もあった。
前シリーズの第1話は15年10月18日に放送され、平均視聴率は16・1%を記録。
同12月20日放送の最終回の平均視聴率は、同年の民放連続ドラマで最高の22・3%、全10話の平均視聴率は18・6%を記録し、同年を代表するドラマとなった。
続編は前シリーズを超えるか…第1話の視聴率に注目だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00362074-nksports-ent
阿部寛主演 TBS系日曜劇場「下町ロケット」
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