デイリー新潮
「水原希子」が逃げ出したかった芸能事務所 社長が脅迫容疑で逮捕
ホッとしている!?
光強ければ、影もまた強くなる。煌(きら)びやかな芸能界では、暴力団との黒い交際が付きものなのか。所属事務所の社長が親しい暴力団の名前をチラつかせて、トラブル相手を脅し、警察に逮捕された。そんな追い込みをかけられそうな事務所から、水原希子(27)は逃げ出したかったという。
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9月5日、警視庁に脅迫容疑で逮捕されたのは、「エイジアプロモーション」の村山俊彦前社長(39)。水原希子だけでなく、益若つばさや佐藤かよ、平子理沙などのモデル系タレントを数多くマネジメントする事務所を経営していた。
警視庁詰めの記者が解説する。
「そもそも、事件が起こったのは、5月26日の夜。お台場で、エイベックス主催の花火大会が行われていました。村山さんは女連れで、それを見物していた。すると、“そこに立たれちゃ、花火が見えねえんだよ”と文句が飛んだ。それを言ったのは、AKB48の創設メンバーである芝幸太郎さんでした」
2人は取っ組み合いのケンカになりそうだったが、周りの人たちが引き離し、その場を収めたという。
「ところが、腹の虫が治まらなかった村山さんは、翌朝の午前3時ごろ、芝さんに電話をかけ、“俺は、看板背負っているからな”“お前を攫(さら)って、とことんやってやる”などと脅したのです。芝さんはそれを録音し、証拠として残していた。さらに、ある暴力団最高幹部の息子が芸能事務所を経営しているのですが、村山さんはそこに芝さんを懲らしめるための相談にも行っていました。その動きを察知した芝さんが、証拠の録音を手に警察に駆け込んだのです」(同)
何度も土下座
結局、村山前社長は罪を認め、すぐに保釈されたものの、表向き、「エイジアプロモーション」からは退かざるを得なかった。
「もともと、村山さんは貸金業者をしていて、その儲けを元手に芸能事務所を起こしました。最初は、女性レゲエ歌手を売り出そうとしたのですが、鳴かず飛ばずだった」
とは、芸能関係者。
「事務所を畳む寸前まで追い込まれたところで、たまたま預かった益若つばさがブレイク。そこで、音楽系からモデル系の事務所に転換するのです。稼ぎ頭となっていたのは、益若以外では、やはり水原希子でした。
しかし、彼女はかなりのわがままで、事務所としても持て余していた。テレビ収録のときとか、なにか気に入らないことがあると、楽屋からずっと出てこないのです。村山さんは、機嫌を直してくれるように何度、土下座したかわからないと愚痴っていました」
その一方で、水原も事務所からの独立を模索してきたという。
「2年前には、個人事務所を立ち上げているのです。それ以降、村山さんの事務所の所属ではなく、業務委託というかたちを取るようになった。でも、今回の逮捕によって、それも解消されました。ただ、水原にはほとほと手を焼いていたので、村山さんとしても渡りに船くらいに考えているかもしれませんね」(同)
お互いがすでにソッポを向きつつ、人間喜劇を演じていたというわけか。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181015-00550051-shincho-ent