森保一監督率いる日本代表は16日、国際親善試合でFIFAランキング5位のウルグアイ代表と対戦。MF南野拓実(ザルツブルク)、FW大迫勇也(ブレーメン)、MF堂安律(フローニンゲン)がゴールを奪い、
壮絶な打ち合いを制して4-3で勝利した。ウルグアイメディア「El Observador」も「攻撃陣のスピードでアドバンテージを得ている」と速報している。
12日の国際親善試合パナマ戦(3-0)で勝利した日本に対し、ウルグアイは同日の韓国戦で1-2とまさかの黒星を喫して、この日の対戦を迎えた。
日本はFIFAランキング5位の強豪相手にロシア・ワールドカップ(W杯)主力組のDF長友佑都(ガラタサライ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、大迫の5人をピッチに送り出した。
序盤から攻勢に出た日本は、前半10分にいきなりスコアを動かす。トップ下でスタメン出場の南野が、左サイドのMF中島翔哉(ポルティモネンセ)から斜めに入ったグラウンダーのパスを受けると、
足の間を通すトラップで華麗な反転ターンを披露。そのまま右足を振り抜き、ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラの手を弾くようにゴールネットを揺らした。
前半28分に一度は追いつかれるも、同36分に中島が強烈なミドルを放ったこぼれ球にいち早く反応した大迫が勝ち越し点を奪った。
その後、後半12分にFWエディソン・カバーニに同点ゴールを許すも、後半24分に酒井の縦パスに堂安が左足を振り抜いて再び勝ち越し。その7分後には南野がこの日2得点目を挙げ、4-2と突き放すことに成功した。
日本は1点を返されたものの、チームで守り抜いて4-3で勝利した。記事では、「日本は攻撃陣のスピードでアドバンテージを得ている」と綴り、
日本がスピード感溢れるゲームメイクでウルグアイを押し込んだと分析。日本のゴールラッシュに地元メディアも驚きを隠せなかったようだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181016-00141696-soccermzw-socc