「TBS内ではこの数字について、“かなり期待外れ”というかたちで受け止められています。
2015年に放送された前シリーズは最終回で平均視聴率22.3%をマークするなど大ヒットしていただけに、
今クールの民放連ドラのなかで第1話としては3位となる数字に、局内では落胆の声が広がっています」(テレビ局関係者)
前クールの連ドラでは、綾瀬はるかや石原さとみなど人気女優たちが主演を張り、なかでも綾瀬はるかの『義母と娘のブルース』(TBS系)がひとり勝ちという結果に終わった。
若手俳優が主演を務めたドラマでは吉岡里帆の『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)と土屋太鳳の『チアダン』(TBS系)が注目されていたが、2作品とも数字的には苦戦した。
その土屋といえば、今クールでも重要な役回りで『下町ロケット』に出演しているが、週刊誌記者は語る。
「土屋は各メディアがたびたび発表する『嫌いな女ランキング』に地味に毎年のようにランクインしていて、常連になりつつあります。
しかも数字は年々上昇しており、着実にアンチを増やしている。その理由は、やはり“あざとく”見られてしまう演技や話し方でしょう。
本人はいたって真面目で、人にどう見られるかをかなり研究して今の話し方になったのだと思いますが、女性からはあまり好かれるタイプではないですね」
今年公開された映画『累−かさね−』では、これまでにない狂気的な演技が評価されている。
最近は優等生や元気っ子の役が多いが、土屋が注目されるようになったのは、ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京)でのミステリアスな演技だった。
「当時、売れる前の長谷川博己が主人公の教師を演じていて、その教師が妙に惹かれる女生徒を土屋が演じていたんです。
土屋はその役が本当にぴったりで、業界では“あの子は誰だ?”状態になったんですよ。
テレ東のドラマが当たるようになったのも、『鈴木先生』がきっかけだったと思います」(テレビ局関係者)
その後、15年には『下町ロケット』の第1シリーズなどで大御所俳優と共演し、経験を積んだ。
いつの間にか主演を張る女優までに成長したが、女性からの支持は集められずにいる。
「土屋も自分がメディアの嫌いな女優ランキングに選ばれたときは、驚いていたそうですよ。
『なんで自分が?』という気持ちだったんでしょうね。純粋だからこそ、落ち込んでしまったのかもしれません」(同)
そんな土屋の存在は、意外にも今回の『下町ロケット』の命運を左右する要素のひとつだと、テレビ局関係者は語る。
「阿部寛演じる主人公の娘役だけに、必然的に出演の頻度も高くなるでしょうが、あまり画面に映る回数が増えると、土屋の演技に反感を感じる女性視聴者が離れてしまう懸念もあります。
露出は最低限に抑えるのが得策ではないでしょうか。もっとも、本人の評判は業界でも悪くなく、土屋本人にはなんの責任もないのですが……」(テレビ局関係者)
『下町ロケット』の視聴率に注目したい。
http://dailynewsonline.jp/article/1546358/
2018.10.22 20:55 ビジネスジャーナル