11月1日の「突撃!しあわせ買取隊」(テレビ東京系)で、長年集めてきたプラモデルを、家族旅行のために査定に出す50代男性が登場し、ネット上で同情する声が相次いでいる。
同番組は、不用品引取を希望する一般家庭に査定士が出向き、その場で鑑定を行うというもの。番組宛てに20代の女性から「父親が学生時代に買い漁ったプラモデルが、わたしにはただのガラクタにしか見えない。全てを査定してほしい」というメールが届いたという。
番組が依頼者宅を訪ねると、現状が明らかになった。4人家族の住宅の物置には、床から天井までプラモデルの箱がびっしり。収納場所が足りず、棚と棚の間に板をかけ、その板の上にも重ねるほどだ。
プラモデルは、依頼者女性の妹の部屋にも収納されていた。クローゼットの半分は次女の私物だが、もう半分はプラモデルの箱や塗装用品で埋まっている。このほか、夫婦の寝室の一角には鉄道模型、リビングの収納スペースにはミニカーと、家のあらゆるところにプラモデルが収納されていた。
番組で数えたところ、プラモデルが1000点以上、ミニカーが80点以上、鉄道模型は60点以上。すべて集めると8畳の和室がいっぱいになった。長女がメールを送る気持ちも分からなくもない。