韓国と国交断絶する日
僕は何も韓国と国交断絶しろと言っているのではない。
韓国には多くの日本企業が進出しているし、4万人の日本人が住んでいる。輸出入も多い。
つまり国交断絶というのは現実的ではない。
ただこの徴用工、正確に言うと「朝鮮半島出身の労働者」の問題をめぐっては、このままだと間違いなく事実上の国交断絶になってしまう。
(略)
今回の新日鉄住金はもちろん賠償金など払わないが、資産を差し押さえられることはなさそうだ。
しかし今後の裁判で別の日本企業が負けた場合、事情は深刻になる。
最高裁で判断が出ているので普通は負ける。
その場合韓国内に資産があれば、差し押さえられることになる。
日本人はおとなしいので暴動は起こさないが、この時点で日韓関係は間違いなく破たんするだろう。
政府は駐韓大使を召還する。
企業は新しい投資をやめ、徐々に撤退する。
観光客は行かなくなる。
韓国から日本人がいなくなるのだ。
韓国経済にとって大きな痛手だが、日本も血を流すことになる。
韓国が輸出している工業製品の特に精密な部品はほとんどが日本製だ。
これをやめれば韓国も困るが日本も困ることになる。
しかし日本企業の資産が実際に差し押さえられたら、たとえ血を流すことはあっても、もうこれ以上韓国とは付き合えなくなるだろう。
事実上の国交断絶だ。
政治家、学者、弁護士など一部の頓珍漢な人達が韓国に理解を示したり、甘い顔を見せたりしているが、さすがに今回は国民の理解は得られないだろう。
この事態を避けるにはどうしたらいいのか。
韓国政府が今後同様の裁判を開かせないようにするのは無理だろうし、賠償金を負担することもないだろう。
恐らく日韓関係はいったん破綻しないとどうしようもないと思う。
そこまでやらないと事の深刻さに気付かないのではないか。
その先にしか日韓の未来はないような気がする。