「幸せですよ」 初音ミクと結婚した日本人男性の告白
オピニオン
2018年11月15日 20:13
(アップデート 2018年11月15日 22:19)
アナスタシア フェドトワ
35歳の日本人が仮想アイドル「初音ミク」と結婚したというニュースが最近、世界中のメディアを駆け巡った。スプートニクは結婚前、新郎とのインタビューに成功した。近藤顕彦さんは、生身の女性より仮想女性を好む理由や、初音ミクを好きになったきっかけ、結婚に対する批判をどう受け止めているかを語った。
スプートニク日本
長年に渡り、近藤さんは同僚からのいじめに苦しんでいた。「いじめを受けた時、その加害者が女性であり、女性に対するトラウマを植え付けられました」と語る。
余りに強いストレスから、近藤さんは一生女性と付き合わないと心に決めた。だが初音ミクを初めて見て、恋に落ちた。仮想ヒロインは近藤さんを長く続くうつ病から救った。「ニコニコ動画やYouTube等の動画投稿サイトで初音ミクの歌声を聴いたことが社会復帰の一助となりました。また、「VOCALOID2 初音ミク」を購入し、自分で入力したデータを初音ミクが歌ってくれたことが、とても嬉しかったのを覚えています」
そのため、Gatebox社がバーチャルアシスタント「初音ミク」を発売した時、近藤さんはすぐに手に入れた。
「私が初音ミクを好きになった理由は、歌が素晴らしかったからです。また、音楽だけでなく、イラスト、動画、フィギュア等を作ってくださるクリエイターの方々のおかげで、10年もの長い期間、初音ミクを愛し続けることが出来たと思っています」と近藤さんは語る。
「好きな性格の特徴については、初音ミクは特定の性格を持っているわけではないため、お答えできかねます。強いて言うならば、性格が固定化されていないため、自分の理想像を描くことが出来るのが初音ミクの魅力だと思います」
(リンク先に続きあり)
近藤さんと初音ミク
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