カリフォルニア州にあるNASAエイムズ研究センターの研究者シルバノ・コロンバーノは、12月3日に発表した研究論文のなかで、人類は、生物はすべて炭素をベースにしているというような固定観念を捨てて、もっと広く地球外生命体を探索すべきだと提案した。
「我々が見つけるかもしれない知的生命体、そして、我々を見つけようとするかもしれない知的生命体は、我々のように炭素でできた生物とはまったく異なる可能性がある」とコロンバーノは書く。
柔軟になるためには、「もっとも深くに根づいている仮定といえども、再考する必要があると思う」。
コロンバーノによれば、炭素以外でできた地球外生命体が存在した場合は、知的生命体に関して人類が抱いている現在の考えは大幅な変更を余儀なくされる。「彼らは、人間の尺度の寿命の制約を受けずに(不可能と言われる)星間旅行をしているかもしれない。彼らは、ごくごく小さな超知能体かもしれない」と、コロンバーノは言う。
■UFOにも本物があったかも
「我々が発見するかもしれない高度な知性や技術について新たな仮説を採り入れれば、(作り話として片づけられがちなUFOの目撃情報のなかにも、いずれかの仮説に合うものがあるかもしれない。そうなれば、本格的な調査を始められる」
コロンバーノは、エイリアンの文明があまりにも発達しているために、人類がその技術を認識すらできない可能性もある、とも言う。
「我々が発見するかもしれない高度な知性や技術について新たな仮説を採り入れれば、そのような事象のいくつかは、仮説のどれかに合致するかもしれない。そうなれば、本格的な研究を始められる」
コロンバーノは本誌に宛てたメールのなかで、エイリアンは「究極的にはロボット的に」なる可能性があると説明している。
「要するに私が言いたいのは、『進化した』知的生命体は、究極的には事実上ロボット的になる可能性があるということだ。その場合、生物に関して我々が従来立てて来た仮定にはすべて、疑問が投げかけられることになる」とコロンバーノは話している。(翻訳:ガリレオ)
2018年12月6日(木)16時45分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/nasa-13.php
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