顔に落書きされ号泣する女子中学生の動画がSNSに投稿され物議を醸している。この女子生徒が通う中学校は取材に対し、「いじめはなかったと認識している」と説明した。
動画は、部屋で泣いている女子生徒を撮影したもので、撮影者をあわせて他に3人の女子生徒がいた。泣いている女子生徒の額には「卍」の記号、右頬には性的な言葉の落書き。女子生徒が泣き続ける中、周りの女子生徒はカメラを近づけて落書きをアップしたり、「おでこに卍」と歌うなど茶化し続けていた。SNSではこの行為に対して、「重大ないじめ」「自然に涙出てきました酷すぎる」「被害届出さないとダメ」といった批判が殺到している。
この女子生徒が通う中学校は取材に対し、「動画に映っているのは生徒で間違いない」と回答。17日に事実確認を行った結果、「学校側としてはいじめはなかったと認識している」と説明した。中学校によると、動画は昨年の冬に撮影されたもので、化粧をして遊んでいる中で落書きし、クレンジングクリームがなくなったと嘘をつくドッキリだったという。動画には映っていないが、生徒らはその場でドッキリだと明かして仲直りしたとのこと。保護者にも説明して納得してもらっているとした。
ただ、いじめはなかったとしても行き過ぎた部分があったとして、中学校はこの行為に関係した生徒を指導。今後については、SNS使用の注意点について指導していくとともに、動画が拡散したことを踏まえ、子どもたちを守るために関係各所と協力するとしている。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15759077/
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