R東日本が警戒を強化していたが、いまだに「突き飛ばし通り魔」は横行しているようだ。
「スッキリ」は被害にあった女性に話を聞いた。
40代の会社員Aさんは今月14日(2018年12月)、新宿駅のホームで電車が到着してドアの横に立っていたところ、
電車から降りてきた男とすれちがった瞬間、おなかに衝撃が走り、床に倒れて右手を打った。
Aさんが男を追いかけ、「さっき私を突き飛ばしましたよね」と声をかけると、男は「ただ(腕を)振り払っただけだ」と開き直った。
Aさんは男の腕をつかんで駅員のところに連れて行ったが、引き渡す際に駅員を振り切って逃走したという。
Aさんは親指の付け根を打撲して通院中だ。おなかには今もうっすらあざが残っている。
10人以上が「私もやられた」
男は身長170〜175センチ、やや細身の50〜60歳代で、「何かにイライラしているような感じの中年のサラリーマンのおじさんでした」とAさんは話す。
警察に被害届を提出したが、警察官から「何人もそういった被害があがっています」と言われたという。
阿部祐二リポーターがきのう19日、新宿駅で取材したところ、80人のうち10人以上の女性が「突き飛ばし通り魔」の被害にあっていた。
「人混みではないので、後ろの人が自分を抜かそうとした時にわざわざバンって当たってから抜かしていった」「靴が脱げたこともあります」などと話す。
防犯カメラとAIを組み合わせて顔認証が必要か
司会の加藤浩次「何が不満なんですかねえ。昔のようにヤンキー同士がすれ違う時に『絶対どかねえぞ』というのとは違いますよね」
坂口孝則(経営コンサルタント)「新宿駅は1日に300万人が利用する巨大な駅です。
海外で採用されているように、防犯カメラとAIを組み合わせて、顔認証で駅員の人に知らせることができるような工夫が必要になってくるかもしれませんね」
http://news.livedoor.com/article/detail/15767114/
2018年12月20日 11時25分 J-CASTテレビウォッチ