アジアカップ2019は6日、グループリーグ第1節2日目を行い、グループAはタイ代表とインド代表が対戦。インドがタイに4ー1で勝利した。
タイは札幌所属のFWチャナティップや神戸所属のDFティーラトン、元広島のFWティーラシンといったJリーグと関わりが深い選手たちをスタメンで起用。東南アジア屈指の実力を持つタイが頂点を狙うべく、初戦でインドに挑んだ。
しかし、思わぬ形でインドが先制に成功。前半11分、PA内でGKに跳ね返ったボールがティーラトンの腕に当たり、ハンドの判定に。PKを獲得したインドはFWスニル・チェトリが冷静にゴール左に決め、1-0とスコアを動かした。
失点を食らったタイだが、慌てた様子は見せない。前半26分、中盤でFKを獲得すると、キッカーのティーラトンが左足でPA中央に蹴り込む。ティーラシンが頭で流し込んで、すかさず同点に追いついた。
前半は1-1で折り返したが、インドが後半1分に追加点を決める。鋭いカウンターから右サイドのFWウダンタ・シンがクロスを上げ、チェトリが右足を振り抜いてこの試合2点目を挙げた。さらに同23分には再びカウンター。最前線のシンがPA内に入って後方にパスを出すと、最後はMFアニルドゥ・タパが右足でループシュートを放ち、飛び出したGKを越えてゴールに吸い込まれた。
タイは1-3とリードを広げられても諦めず、後半28分には先発したチャナティップを下げて、FWシロー・チャットーンを投入する。しかし流れは変わらないまま、インドは同35分にFWジェジェ・ラルペクラがダメ押しの4点目を挙げた。
試合はそのままインドが4-1で圧勝。Jリーガーを擁したタイは大量失点での大敗を喫した。インドは10日にUAEと、タイは同日にバーレーンと対戦する。
1/7(月) 0:21配信 ゲキサカ
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