https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190108/K10011770391_1901080032_1901080458_01_02.jpg
結婚することについて「必ずしも必要はない」と考える人の割合が7割近くに上り、
この25年間で最も高くなったことが、NHKの調査で分かりました。
NHKは国民の意識の変化を探る「日本人の意識」調査を、昭和48年から5年ごとに行っています。
最新の調査は去年6月から7月にかけて、全国の16歳以上の5400人を対象に個人面接法で実施し、
50.9%にあたる2751人から回答を得ました。
この中で、結婚についての考え方を尋ねたところ「必ずしも結婚する必要はない」と答えた人は68%、
「人は結婚するのが当たり前だ」と答えた人は27%でした。
「必ずしも必要はない」と答えた人の割合は、この質問を始めた平成5年以降増え続け、
今回は前回の調査より5ポイント増加して、これまでで最も高くなりました。
年代別にみますと「必ずしも結婚する必要はない」と答えた人の割合は30代が最も高く88%に上った一方で、
最も低いのは70歳以上で、43%でした。
また、結婚と子どもに関する質問では「結婚しても、必ずしも子どもをもたなくてよい」と答えた人が60%、
「結婚したら、子どもをもつのが当たり前だ」と答えた人が33%でした。
日本人の結婚観に詳しい横浜国立大学の江原由美子教授は「結婚したくない人や結婚に否定的な人が
すごく増えているということではなく、いい人がいれば結婚するという考え方はまだ大多数だと思う。
好きなライフスタイルをそれぞれ自由に選んでいいという考え方が広がった結果ではないか」と話しています。
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1が建った時刻:2019/01/08(火) 13:05:49.90