韓国代表は25日、アジアカップ準々決勝でカタールに0-1で敗れ、ベストで姿を消した。母国メディアは「8強敗退の衝撃」「59年ぶりの優勝への挑戦が水の泡」と報じている。
FIFAランク53位の韓国は、エースのFWソン・フンミンを今大会初めて右サイドで起用。トップ下にはMFファン・インボムを入れ、同93位のカタールに挑んだ。
試合は一進一退の攻防が続き、0-0のまま迎えた後半に韓国が徐々に支配率を高めていく。
後半27分には、ソン・フンミンがペナルティーエリア内で相手の守備を切り裂くも、左足シュートはGK正面を突いてゴールならず。その3分後には、敵陣ペナルティーエリア手前でMFイ・チョンヨンが倒されてFKを獲得。かつてJリーグのアルビレックス新潟でプレーしたDFキム・ジンスが左足で直接狙うも右ポストを叩いた。
均衡が崩れたのは後半33分。カタールのMFアブデルアジズ・ハティムがペナルティーエリア後方の約25メートルの位置から左足を一閃。韓国マーカーの股下を抜けた一撃がゴール右隅に突き刺さり、韓国はカタールに先制点を許してしまった。
その2分後、韓国はDFイ・ヨンの右サイドからのクロスをガンバ大阪のFWファン・ウィジョが押し込んで同点に追いついたかに思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)適用の末にオフサイド判定でノーゴールとなった。
韓国は終盤にFWイ・スンウも投入して反撃を試みたが、最後までゴールを奪えず。0-1でカタールに敗れ、ベスト8で姿を消した。
韓国紙「MKスポーツ」は「韓国、8強敗退の衝撃。59年ぶり優勝の夢挫折」と速報。「59年ぶりの優勝への挑戦が水の泡になった。準々決勝で衝撃的に敗退」と綴り、1960年大会以来のアジア王者への夢が潰えたことのショックを伝えていた。
1/26(土) 0:09配信 フットボールzone
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190126-00165496-soccermzw-socc
◆アジアカップ4強逃した韓国。自国メディアもショック「アジアの盟主を自負していたが…」
韓国メディアは、早すぎる敗退に落胆を隠せない様子だ。
1960年以来となる優勝を目指した韓国だが、カタールの守備を崩せずに敗退が決まった。韓国がベスト4進出を逃すのは、2004年以来4大会ぶり。『京郷新聞』は「不名誉」と記した。
『聯合ニュース』は、過去2度の優勝が1956年と1960年の出来事であり、「アジアの盟主を自負していたが、アジアカップでの悪夢はまだ続くことに」と落胆。
「アジア最高のスターであるソン・フンミンがいても、準決勝に進めなかった」と嘆いている。
1/26(土) 1:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190126-00306693-footballc-socc
◆「アブダビの悲劇」 韓国、8強敗退に母国落胆「創造性のないポゼッションに意味はない」
韓国スポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は、カタール戦がUAEの首都アブダビのシェイク・ザイード・スタジアムで行われたことから、「アブダビの悲劇」と見出しを打ち、
「韓国は8強敗退という苦汁をなめた」と速報。一方、韓国サッカー専門サイト「インターフットボール」は、ボール支配率で「60.3%対39.7%」と主導権を握りながら、決定打を欠いた結果を「創造性のないポゼッションサッカーは意味がない」と一刀両断した。
1960年大会以来のアジア王者の夢が潰えた韓国。その衝撃の反響は広がり続けている。
1/26(土) 0:49配信 フットボールzone
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190126-00165504-soccermzw-socc