■吉村の夢は「パーティー島」
日本には大小6,852の島があり、その内94%は無人島。それぞれの無人島は国・自治体・法人・個人が所有、そこから一括支払いで購入することが可能。
「劇場を作って、ネタやショーをやるパーティ島、エンターテイメント島にしたい」、吉村は無人島購入の動機を語る。加藤浩次ら先輩から学び売れっ子芸人となった現在、「売れていない後輩芸人の活躍する場を作りたい」というのだ。
2018年10月から本格的に始まった吉村の無人島探し。ほぼ手つかずのものから、バブル時代に少しだけ開拓されたものまでさまざまな無人島を内覧するが、意外に高額な値段、劇場に必要な広さが足りないなど条件が合わず購入は難航する。
■とっておきの無人島
日本国内の無人島販売のプロによると、6,000を超える無人島の中で、所有権がハッキリしていて吉村の条件にあう島はわずか「10」島ほどしかないという。
そのプロが「とっておきの無人島」として紹介したのが長崎県の無人島。吉村は親友の渡辺直美と共に現地に飛び、内覧を進める。
眼前の本土に100坪越えの駐車場、さらにオーナーのご厚意で1,000万円以上するフィッシングボートもついたこの無人島。広さは1,330坪、寿司バーもついた44坪の家や船が停留できる桟橋も建築済みと至れり尽くせりの無人島となっていた。
■吉村の決断は…
内覧を終え、パーティー会場のイメージも沸いた吉村。同行した渡辺も絶賛する無人島だけに「あとは値段次第」と前向きに購入を検討していたが、ちょうど別の内見者も島に訪れ追い込まれながら決断を下す。
沖縄にあった手つかずの無人島で5億円、少し手狭なお手頃な無人島でも2,000万円を超えるなか、吉村は「3億円以下なら頑張る」と断言。
価格は2億円だったが、オーナーと交渉した結果、10%の割引で1億8,000万円まで値下げ。これに吉村は「買います」と即答した。
■視聴者も驚愕
無人島はローンで購入できないため「すぐには買えない。相談させてほしい」と吉村はオーナーに直談判。オーナーから「3年間」の猶予をもらい、「死ぬ気で頑張る」と決意を露わにした。
テレビ番組で大きな買い物をするさい「やっぱり買わない」と尻込みする芸能人が多いなか、吉村は購入を決断した。その姿に視聴者から称賛の声が溢れている。
2019/1/26 14:00 しらべぇ
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190126-73583652-sirabee