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「一体どうなってるんだ? 」トランプ大統領、記録的な寒波を受け、地球温暖化を皮肉る
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アメリカ中西部と北西部は今週、激しい寒波に見舞われている —— 気温がものすごく低いだけでなく風も強く、気象学者は「危険」な寒さだとしている。
この寒さについて、トランプ大統領は1月28日にツイートした。
「温暖化は一体どうなってるんだ? 」
「頼むから早く戻ってこい、きみが必要だ! 」
トランプ大統領は気候変動に疑問を呈する手法として、こうしたコメントを以前から繰り返している。しかし、”寒いから温暖化は存在しない”という前提がそもそも間違っている。
■天気と気候は違う
アメリカ海洋大気庁(NOAA)が説明しているとおり、「天気は毎日、大気中で起こるさまざまな出来事が入り混ざったもの」だ。天気は「気圧、気温、湿度、風速、風向」などの影響を受けて、時間とともに変化する。
「天気が大気の短期的な変化である一方、気候は特定の地域の長期的な天気傾向を説明するものだ」とNOAAのウェブサイトは続く。天気とは異なり、気候は長い期間にわたって変化する。ある1日の天気が気候全体を定義するのではない。
NOAAが良い例えをしている —— 天気は特定の日に何を着たらいいか教えてくれ、気候はクローゼットにどんな服を揃えておけばいいか教えてくれる。
■科学者たちは気候変動が起きていると警告
気候変動は、地球全体の気温が上昇しているという科学的理解だ —— その日が暑いか寒いかで定義されるものではない。
アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、気候変動は「20世紀半ば以降の人間の活動の結果である可能性が非常に高く(95%以上の可能性)、これまでにない速さで進んでいる」。
2018年11月にアメリカ政府が発表した、気候変動とその影響に関するレポート『第4次全米気候評価(Fourth National Climate Assessment)』は、「これまでの自然変異のペースに比べ、地球の気候は急速に変化し続けている」と説明している。
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