日本、悲願のアジア王者奪還ならず…カタールが歴史的なアジアカップ初優勝
日本代表は1日、アジアカップ2019決勝でカタール代表に1−3で敗れ、優勝を逃した。
準決勝で強敵イランを3−0で破った日本代表と、ここまで16得点無失点という圧巻のパフォーマンスでファイナルに勝ち進んだカタールが、アジア王者の座を懸けて激突。森保一監督は、イラン戦から負傷の遠藤航に代えて塩谷司を起用する先発1点を変更した。
2大会ぶり最多5度目の優勝を期する日本と、初優勝を狙うカタールの一戦。試合は開始序盤に日本が失点を喫する。12分、右サイドからクロスを入れられると、正面のアルモエズ・アリにトラップからバイシクルシュートを放たれる。これがゴール右に吸い込まれ、アジアカップ記録となる今大会9ゴール目を決めたアリのスーパーゴールで日本が先手を取られる。
リードを許した日本は焦らずボールをつないで反撃に出ようとするが、統制のとれたカタールの守備を崩せない。すると27分、厳しい2失点目を喫する。バイタルエリアでアブデルアジズ・ハティムに時間を与えてしまうと、カットインから左足でシュートを放たれる。これがゴール左に突き刺さり、日本が2点のビハインドを背負った。
そのままリズムを掴めず、0−2で前半を終えた日本は迎えた後半、立ち上がりから積極的に前へ出る。しかし、やや重心を下げたカタールの守備を前に決定機を創出できず、逆に縦に早いカウンターから脅威を与えられる。
流れを変えたい森保監督は、62分に原口元気を下げて武藤嘉紀を投入する。すると、この交代から、カタールの疲れも見え始めて流れが一変。66分には左CKにニアサイドの武藤がヘディング。しかし、これは枠に飛ばない。それでも69分、塩谷の縦パスを正面で受けた南野拓実が素早いターンから、飛び出してきたGKをいなすチップキックでゴール。南野の今大会初得点で日本が1点差に詰め寄る。
しかし、逆に82分には日本が3失点目。アブデルカリム・ハサンのヘディングシュートが吉田麻也の手に当たると、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での検証の結果、カタールのPKに。これをアクラム・アフィフに決められ、再び2点差とされる。
その後、日本は塩谷に代えて伊東純也を投入し、リスクを冒して攻めるも、そのまま敗戦。過去最高記録がベスト8だったカタールが、今大会19得点1失点という圧巻の内容で初戴冠を果たした一方、日本は惜しくもアジア王者奪還に失敗した。
■試合結果
日本代表 1-3 カタール代表
■得点者
日本:南野拓実(69分)
カタール:アルモエズ・アリ(12分)、アブデルアジズ・ハティム(27分)、アクラム・アフィフ(83分)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00010002-goal-socc
★1がたった時間:2019/02/02(土) 00:52:03.96
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