トルコ1部リーグ第20節が現地時間3日に行われ、ベシクタシュは敵地でアンタルヤスポルに6-2で勝利した。MF香川真司が途中出場でトルコデビューを飾り、いきなり2ゴールを記録している。
6位ベシクタシュと9位アンタルヤスポルの中位対決。冬の移籍市場でベシクタシュに加入した香川は早速遠征メンバーに入ったが、ベンチからのスタートとなった。
主導権を握ったのはベシクタシュ。35分、PKのチャンスを得たアウェイチームはリャイッチが一度は止められてしまうが、こぼれ球を詰めた味方がペナルティエリア内に早く入ってしまいやり直しとなると、2度目は成功してリードを奪う。
これで勢いづくと、前半のうちに2点を加えて、3-0で折り返した。
後半の立ち上がりに1点を返されて暗雲が立ち込めたベシクタシュだが、67分にカウンターから相手のオウンゴールで再び3点差とする。
セーフティーリードのベシクタシュ。香川の出番は残り10分を切ってから訪れた。PKを決めたリャイッチにかわってピッチに入ると、最初のプレーで結果を残す。敵陣で左からの横パスを受けると、シザースを2つ入れてから右足でミドルシュート。DFの股を通してゴール左隅に決めた。ピッチに入ってからシュートが決まるまでわずか16秒。香川が衝撃デビューを飾る。
香川の躍動はまだ終わらない。84分、ゴール正面やや左からのFKを任されると、右足で直接シュートを狙い、見事ゴール右に沈めた。
90分にセットプレーで1点を返されたベシクタシュだが、大量リードは変わらず、6-2で勝利。チームにとっても香川にとっても、最高の白星となった。
【得点者】
35分 0-1 リャイッチ(ベシクタシュ)
39分 0-2 トキョズ(ベシクタシュ)
43分 0-3 ハッチソン(ベシクタシュ)
50分 1-3 ドゥカラ(アンタルヤスポル)
67分 1-4 オウンゴール(ベシクタシュ)
82分 1-5 香川真司(ベシクタシュ)
84分 1-6 香川真司(ベシクタシュ)
89分 2-6 グランド(アンタルヤスポル)
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