嵐の活動休止宣言の衝撃が収まらぬ中、今度は人気俳優の新井浩文(本名・朴慶培=40)が1日、強制性交の疑いで警視庁に逮捕された。
逮捕容疑は女性従業員の頭を押さえつけるなどして乱暴した疑い。
新井は既に容疑の一部を認めているという。
俳優・新井浩文に性的暴行の疑い 囁かれていた“2月逮捕説”
事件が起きたのは昨年7月。酒を飲み自宅に呼んだ30代の女性マッサージ嬢に無理やり、性的暴行を加えた。
ただ、新井は被害女性の訴えを全て認めたわけではなく、「やったこともあるが、やっていないこともある。頭は押さえつけていない」などとかたくなに容疑の一部を否認している。
しかし認めようが認めまいが、今後、新井を待ち受けているのは阿鼻叫喚の地獄絵図でしかない。
「借金ですよ。今後の被害者との示談交渉によるところが大きいですが、最低でも2000万〜5000万円以上となる。
最悪、被害者と示談が折り合わず映画公開がお蔵入りになった場合は、映画の製作費&宣伝費など全てを補填しなければならない」(芸能関係者)
新井の所属事務所は、解雇の方向に動いている。
「ハシゴを外すことで事務所と新井の間に金銭関係の貸し借りは何も存在しないことを証明したいのでしょう。
もちろんそんな話は聞いたことがない。マネジメントをしたのは事務所。賠償額を巡って大揉めになる予感がします」(業界関係者)
現在、公開予定だった新井の出演作で明らかになっているのは、今年6月に公開予定だった草?剛(44)主演の映画「台風家族」(市井昌秀監督)、
さらに年内公開予定の林遣都(28)と共にダブル主演だった映画「善悪の屑」(白石晃士監督)の2本。
他にも“ネクソン”のスマートフォン向けゲーム「FAITH」のCMに出演していた。さらにバカにならないのがドラマ&映画、バラエティーのDVDコンテンツだったという。
「映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『散り椿』、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ)、『美しき酒呑みたち』(BSフジ)のDVDがリリースされる予定だった。
しかし延期になった場合はその期間にかかった宣伝費を、そしてお蔵入りになった場合は、制作費の全てを被ることになる」(芸能プロ関係者)
■未成年淫行の小出恵介は5億3000万円
気になるのはトータルの金額だ。一体、どれだけの額に膨れ上がるのか。
未成年少女との淫行疑惑で昨年6月に事務所契約を終了した小出恵介(34)のケースと比較してみる。
「スキャンダルの影響で、主演だったNHKドラマ『神様からひと言〜なにわ お客様相談室物語〜』が全話お蔵入り。
森永乳業のCM『マウントレーニア』が契約解除、ネットドラマと映画も延期となった。
その後、小出は東京地裁から負債総額は約5億3000万円という特別清算の協定案認可を受けている。
小出は逮捕されていないが、新井は違う。
映画製作費が1本3億〜5億円。DVD制作費が1本1000万円以上。CMが2000万円以上としても、最低でも7億円、多ければ15億円になります」(業界関係者)
“死んだ魚の目”のできる俳優としてチンピラや犯罪者などの役をやらせればピカイチという業界評だった新井。
しかしながらその実態はアウトローが似合う俳優ではなく、アウトローが俳優をやっていただけのようだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/15976105/
2019年2月5日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL