https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1902/28/news005.html
2019年02月16日 13時00分 公開
【動画あり】弁護士は「推定無罪の原則を真っ向から否定している」と語りました。
「お前やってることは法律に引っかかってんだよ!」――自身のサイトに「Coinhive(コインハイブ)」を設置したとして検挙されたWebデザイナーを、神奈川県警の捜査員がどう喝している取り調べ音声データを入手。当事者とその弁護士に検挙の問題点を聞きました。
https://www.youtube.com/watch?v=TrYV1gX-TeY
事件のあらまし
サイト訪問者のPCを使ってWebブラウザ上で仮想通貨をマイニング(採掘)させる「Coinhive(コインハイブ)」を設置したことを巡り、複数の検挙者が出ている問題(通称:Coinhive事件)。ねとらぼでは1月30日に「なぜコインハイブ『だけ』が標的に 警察の強引な捜査、受験前に検挙された少年が語る法の未整備への不満」との記事を公開し、検挙者の1人である少年を取材しました。
今回は前述の記事内でも紹介し、現在刑事処分に対して異議を申し立てる裁判を行っているWebデザイナー「モロさん」の検挙事件について取り上げます。
(略)
捜査員のどう喝音声データ
3月上旬には神奈川県警へ出向いての取り調べを受けたモロさん。HTMLの「head」と「header」を混同するレベルの知識を持ったサイバー課の捜査員に困惑しつつも素直に調べに応じていたといいますが、突然私服の捜査員と思われる男性が取調室に乱入してきて“どう喝”を受けたとのこと。ねとらぼではこの取り調べの録音データを公開するとともに、該当部分について書き起こします。
神奈川県警:モロさんよぉ。
モロ:はい?
神奈川県警:な、お前やってることは。
モロ:はい。
神奈川県警:法律に引っ掛かってんだよ。な、わかんだろ、ここまでは。引っ掛かってんだよ、法律に。
モロ:……はい。
神奈川県警:な、だから警察ガサやってんだよ。
モロ:はい。
神奈川県警:こうやって取り調べやってんだろ?
モロ:はい。
神奈川県警:引っ掛かってんだよ。お前がどう思おうが関係ねぇんだよ。引っ掛かってんだよ。分かるか?
(続きはソースで)