悲願のワールドカップ(W杯)初出場を目前で逃した1993年10月の“ドーハの悲劇”については、日本の予選敗退が決まるイラクの同点ゴールがカズのケアしていた選手のクロスボールから生まれたこともあり「ハッキリ覚えてます。スローモーションで自分の足の上を(ボールが)通っていって。その瞬間、入るかどうか(まだ)分からないじゃないですか。でも、もう、やばい!って思いましたね、直感的に。上げられた時に。ゴールにボールが吸い込まれた時は…なんとも言えない感じでしたね…」と回想。
さらに、日本がようやくW杯初出場となった98年フランス大会直前にメンバーから外れた時の“痛み”については「それはもう一生消えないものだという風に思ってますし、それを自分は抱えてやっていこうという風に腹をくくってるのもありますから」とし、「W杯があるたびに自分自身も思い出しますし、今でもW杯に出たいって気持ちはありますし、変わってないんでね。そういう意味では、あの時の気持ちは自分自身忘れるべきではないって思ってますから」と一瞬、遠い目をした。
仮定の話として、もし98年W杯フランス大会で自身がプレーしていたとしたら、52歳になるシーズンでも同じように現役でプレーを続けていたか?という少し意地悪な質問も出た。だが、カズは「ずっと続けていると思います」とキッパリ。
そして、1週間後に開幕を控えた今季に向けては「自分がやれる限り、走り続けていきたいなと思います」「全力を尽くすだけだと思っています。毎日、毎日が勝負なんで。1秒を大事に頑張りたい」と言い切った。
2/17(日) 23:36配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00000190-spnannex-socc
写真 https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2019/02/11/jpeg/20190211s00002000389000p_view.jpg
【サッカー】<カズ>プロ34年目のシーズン「わくわく」「これだけの変化を経て成長したサッカー界はこの日本しかないんじゃないかな」
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