オーストリア首相が献花、広島 原爆慰霊碑
来日中のオーストリアのクルツ首相が16日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。訪問は本人が希望したといい、
「核なき世界に向けて努力しなければならないと再認識した」と話した。
午後2時半ごろ、松井一実広島市長らに先導されて現れたクルツ氏は、花を手向けて立ち上がると、目を細めるようにしてしばらく慰霊碑を見つめた。
献花後は原爆資料館を約30分かけて見学し、広島平和文化センターの小溝泰義理事長の説明に時折険しい表情を浮かべてうなずいた。
資料館の芳名録には「これからも核兵器の軍縮のために闘っていきたいと思う」と記した。
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広島市の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花するオーストリアのクルツ首相=16日午後
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