約1億8000万円が使途不明となり、近く刑事・民事で告訴されることが「週刊文春」の取材で分かった。
クリニックの理事を務めるA氏が被害について説明する。
「Xは昨年8月の開業時から事務長を務めており、お金の管理は彼に任せていました。
すると、開業して約3カ月後から医薬品や電子カルテの業者、さらには家賃に年金、
社会保険料まで、支払い督促の通知が次々と届くようになった。Xを何度も問い詰めましたが、『払う払う』と言い訳するばかり」
X氏は今年1月末からクリニックに来なくなり、音信不通に。A氏がX氏の荷物を整理すると、
南野の父親宛ての金融会社からの督促状や、医療費の支払督促状などが出てきたという。
「行方の分からなくなったお金は、現在把握しているだけでも1億8千万円ほどにのぼります。
警察にも相談しており、証拠が整い次第、X氏を業務上横領で刑事告訴し、民事でも損害賠償請求を起こす予定です」(A氏)
南野はこのクリニックをたびたび訪れ、アンチエイジングの診療を受けていた。
A氏は「X氏を信用したのは、南野さんの夫であったことも大きかった」と話す。
「昨年8月、Xに誘われ、明治座で行われた陽子さんの舞台を家族で観にいきました。
楽屋にも通され、ピンクのワンピース姿の陽子さんに挨拶しました。
Xは陽子さんを気遣い、『大丈夫? 疲れてない?』としきりに声をかけていたので、人を大切にする方なんだなと思ったのです」(A氏)
X氏は過去にも数々のトラブルが報じられており、南野の仕事にも影響を与えているようだ。
「『もっと仕事をしたい』と望んでいる南野は、お笑い芸人らが所属する大手事務所の敏腕マネージャーにマネジメントをしてくれるように声を掛けたそうです。
しかし、そのマネージャーは夫の評判を聞きつけ、『スキャンダルが怖いから』と二の足を踏みました」(芸能関係者)
2月24日、小誌は南野にX氏のトラブルについて直撃した。
――お父様の医療費を滞納して督促状が届いていませんか?
「そんなことはないと思います! え、本当ですか?」
――X氏による銀座のクリニックでの横領についてはご存知ですか。
「いやあ、ちょっとよく分からないですけども」
X氏にも携帯電話やメール、現在の勤務先病院を通じて取材を申し込んだが、期限までに回答はなかった。
南野の所属事務所は「南野の旦那様に関することは一切分かりません」と回答した。
2月28日(木)発売の「週刊文春」では、X氏が起こした金銭トラブルの詳細をはじめ、南野とX氏の夫婦仲、
南野の直撃の際の様子などについて詳報する。また、「 週刊文春デジタル 」では、《完全版》動画を同日午前5時より公開する。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190227-00010873-bunshun-ent