小川彩佳アナ(34才)の“寿退社”が「女性キャスター夜の陣」に大きな一石を投じた。
「円満退社の場合、女子アナはフリー転身後、1年ほどは在籍していた局を中心に仕事をするというのが暗黙の了解です。
たとえば、フジテレビ退社後のカトパンも1年はフジ以外の仕事は受けていませんでした。
小川アナのような転身は聞いたことがない」(テレビ朝日関係者)
小川アナは入社5年目の2011年に『報道ステーション』のサブキャスターに抜擢。
ニュースに対するこだわりや、安定感、実力は折り紙付きだったが、昨年9月に降板している。
「『報ステ』のライバル番組へ突然の鞍替えですから、上層部も穏やかではないですよ。
視聴率不振に悩んでいた『NEWS23』サイドから声がかかったのはわりと最近のことだったみたいですが…。
小川アナがテレ朝内で冷遇されていると聞きつけてのことだったそうです。
彼女は『報ステ』に戻れないなら退社も辞さないという意思を上層部に伝えたが、聞き入れてもらえなかった。
それでキッパリ決意。“ルール違反”と言われても、キャスターを務めたいという強い思いがあったのでしょう」(TBS関係者)
現在、夜のニュース番組の視聴率は徳永有美アナ(43才)の『報ステ』が12〜13%でトップを走り、
有働由美子アナ(49才)の『news zero』(日本テレビ系)が11%と猛追している(ビデオリサーチの2月11〜17日の番組平均世帯視聴率)。
大きくあけて、雨宮塔子アナ(48才)の『NEWS23』はよくて5%台と低迷のままだ。
「昨年10月から同時期に新キャスターとなった徳永アナ対有働アナに注目が集まりました。
小川アナが『報ステ』を降板したのも、徳永アナの就任が原因でした。一度はテレビ朝日をやめた徳永アナをメインに据えるのはどうなのか。
夫の内村光良さん(54才)に取り入りたいだけなのではないかと、局内ではかなりの反発もあった。小川アナもその1人といわれました。
とはいえ結果を残したのは徳永アナ。メインキャスターの富川悠太アナ(42才)も降板させて、9月からは徳永アナをメインに据える形で
調整に入っているという話もありますよ」(スポーツ紙記者)
前出のテレビ朝日関係者が続ける。
「徳永アナ体制の前は富川アナと小川アナの熾烈な闘いがありました。
2人の折り合いは周囲が心配するほどよくなく、いずれどちらか1人で番組を担当するといわれていたんです。
その2人ともがいなくなるとは…。何が起きるかわからない」
その小川アナがTBSのメインともなれば、さらに激しい三つ巴戦となりそうだ。
メインキャスターが全員女性というのも前代未聞のこと。
30代の小川アナ、40代の徳永アナ、50代の有働アナ(3月22日に50才)──それぞれ独自の切り口でニュースを見せてくれそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190227-00000013-pseven-ent