韓国行政安全部の金富謙(キム・ブギョム)長官は1日、フェイスブックに「歴史」と題した文章を掲載し、日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」から100年の節目を迎え、
北朝鮮との関係が揺らいではならないと強調した。
金氏は「1919年以降の100年の歴史で最大の悲劇は民族の分断であり、今後100年の最大の課題は分断(の痛み)を癒し、(南北を)統一することだ」と指摘。
「南北の互恵的な関係を望まない勢力が明らかに存在する」とし、「米国と北に対しては忍耐心を持って説得し、日本の妨害には断固として立ち向かうべきだ。反共主義がわれわれを揺さぶっても、絶対に揺らいではならない」とつづった。
金氏はこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領らとともにソウル中心部の光化門広場で開かれた三・一運動記念式典に参列した。
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