香港プレミアリーグの名門・傑志でプレーする日本人FW中村祐人が13日、自身のフェイスブックページで、中国の国籍を取得し、香港代表に選ばれたことを明らかにした。16日に行われるインドネシアとの親善試合に香港代表として招集されたという。
中村は「16日に行われるインドネシアとの親善試合に香港代表として招集されました。香港サッカーの更なる発展のために全力で戦っていきます!これまで応援してくださった皆様、ありがとうございました。これからも温かく見守って頂けると幸いです」(原文のまま)とコメントをつづった。
中村はJ1浦和レッズの中村修三GMの長男で、浦和の下部組織から埼玉・西武台高に移り、3年時の2004年(平16)に全国高校サッカー選手権に出場。青学大をへて2009年(平21)に香港1部TSWペガサスに入団した。09年には当時ポルトガル2部で、日本代表MF中島翔哉が現在所属するポルティモネンセに入団。翌10年7月にペガサスに復帰も同10月に退団。その後は11年に同じ香港1部の公民、14年に南華、16年に和富大埔と渡り歩き、香港でプレーを続けてきた。
◆中村祐人(なかむら・ゆうと)1987年(昭62)1月23日、千葉県浦安市生まれ。5歳からサッカーを始め、柏レイソルジュニア6年時に全国少年サッカー大会8強。浦和ユースで日本クラブユース(U−18)選手権準優勝後、西武台高サッカー部に移り、3年時に選手権に出場。青学大に進み、2年時の06年に関東大学2部得点王とベストイレブン。1月に香港1部TSWペガサス入団。家族は妻。
日刊スポーツ
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