神奈川県大井町の東名高速道路で「あおり運転」でワゴン車を停車させ、トラックが追突する事故で
夫婦2人を死亡させたなどとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)などに問われた
無職石橋和歩被告(26)(福岡県中間(なかま)市)の裁判員裁判の初公判が3日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)であった。
4日の第2回公判には、萩山さん夫婦の高校2年の長女(17)が検察側の証人として出廷する。
両親を奪われ、自身もけがを負った長女は初公判前の取材に、「お父さん、お母さんは心の中にずっといる。
同じ思いをする人が絶対に出ないように、しっかりと証言したい」と語った。
東京・お台場などに家族4人で出掛けた帰りだった。東名高速のパーキングエリアで、父・嘉久さんが車の止め方を注意すると、
石橋被告は一家のワゴン車を猛スピードで追い掛けてきた。車内はパニックに陥った。石橋被告は前に割り込んで停車し、
2列目に座っていた嘉久さん側のドアをたたいて開けさせると、胸ぐらをつかんで引っ張り出そうとした。
「お父さんが殺されてしまう」。助手席で凍りついた。
運転席にいた母・友香さんがドアを開ける姿が視界に入った直後、後ろから衝撃が襲った。目を開けると両親の姿はなく、
3列目の席で妹(13)が泣いていた。「何が起きたか全然分からなかった。お母さんはお父さんを助けようとしたのだと思う」
今でも家族の思い出を振り返るのが苦しい。妹とも両親の話はしないようにしている。4日に証言する内容を文章にまとめている時も、
両親の思い出や今の心境を書こうとすると筆が止まり、涙があふれる。公判で危険運転致死傷罪の適用が争点になるとの
ニュースを聞くたびに、「融通が利かないな」と複雑な気持ちになる。でも、法廷で石橋被告にこれだけは訴えるつもりだ。
「もう二度とこんなことをしないで」
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