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日本人にとって非常に身近な宗教である仏教は、朝鮮半島や中国大陸を通じて日本に伝わったものだ。しかし、現代における日本の仏教と中国の仏教には大きな違いも存在する。
中国メディアの捜狐はこのほど、中国の仏僧は出家後は「結婚できない」のが普通だと指摘する一方、日本の仏僧は結婚して子どもを持ち、子どもが寺を継ぐのが普通だと驚きを示す記事を掲載した。
記事は、中国人にとっての仏僧のイメージは「すべての煩悩を断ち切り、世俗の情や愛といったものとは無縁の存在」というものだと指摘する一方、日本の仏僧はこうしたイメージとは大きくかけ離れていると指摘。なぜなら日本の仏僧は酒を飲み、肉を食い、結婚して子も持つからだと指摘し、「なぜ日本の仏僧はこんなにも自由なのか」と問いかけた。
続けて、これは仏教が日本に伝わった当時の出来事が関係しているとし、仏教が日本に伝わった当時、朝廷は仏教を保護したために仏僧は税を免除される存在になったと紹介。そのため、税の免除をねらって出家した「偽の仏僧」が急増したと強調し、不純な動機で出家した仏僧たちは寺の中で酒を飲んだり肉を食べたりしていたと紹介、「戒律が厳しく遵守されない問題は日本に仏教が伝わった当時から存在していたのだ」と論じた。
また、浄土真宗の祖である親鸞が公然のもと結婚し、4男3女をもうけたことは日本の仏教に大きな影響を与え、「妻帯が可能」という前例を作ったと指摘。その後、江戸時代になると幕府によって肉食妻帯は禁じられたが、1872年に明治政府が肉食妻帯を解禁すると再び仏僧が結婚することや、酒を飲んだり肉を食べたりすることが普通になったことを紹介した。(編集担当:村山健二)
2019年02月22日 08時12分
https://news.nifty.com/article/world/sech/12190-20190222_00018/
★1:2019/02/22(金) 22:33:14.72
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