電車の中で急病で苦しむ人を見かけたことはありませんか。自分が声をかけようか。いやいや、誰かが助けてくれるだろう。いざ、そうした状況になると勇気がいる行動です。いま、女子高校生が投稿したあるツイートが大きな反響を呼んでいます。(ネットワーク報道部記者 目見田健 玉木香代子)
“誰も押さない”ボタン
今月18日正午ごろ、横浜に向かう私鉄の車内で男性の異変に気付いた乗客がつぶやいたツイートが、7万リツイートを超えています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/K10011824031_1902221447_1902221709_01_03.jpg
投稿したのは18歳の女子高校生のちかさん(仮名)。ちかさんはアルバイトに向かう途中、特急の先頭車両にいました。スーツ姿の会社員などで混み合う車内。そのとき…
「体調の悪い方がいます!緊急停止ボタンを押してください!」という女性の大きな声が響きました。40代くらいの男性がけいれんしていて、おう吐もしていたそうです。
電車は特急で次に停車する駅までまだ少し時間があります。車内の後方には、緊急事態が起きた時に乗務員に知らせるボタンがついていました。しかし、体調が悪化した男性の近くにはボタンがありません。
ちかさんはそのときボタンがある車両の後方に向かって「(ボタンを)押してください!」と叫びましたが、誰ひとり、動こうとする人はいませんでした。
聞こえていないかもしれないと思い何度も叫びますが反応がありません。ちかさんはしびれをきらしておそるおそる人混みをかき分け、ボタンを押しました。
周囲の反応にショック!
電車は緊急停止。アナウンスを通じて車掌が状況を確認し、2分ほどしたあと横浜駅に向けて運行を再開。そのとき、ちかさんは、周りのこんな声を耳にし、ショックを受けます。
「子どもが押すなよ」
「あー遅れた!」
「遅延すると困るじゃないかー」
ちかさん本人に聞きました。
「とても怖かったし、多くの大人もいたのに、誰も何もしてくれないんだって自分の判断が間違っていたのかということでも悩みました」
この電車は神奈川県の横浜駅と海老名駅を結ぶ相模鉄道でした。会社に確認すると体調不良を訴えた男性は、横浜駅で救急隊員によって救助されたということです。
相模鉄道の広報担当者は、「このボタンは車内で急病人が出た時などに使用するものです。批判があったかもしれませんが女子高校生(ちかさん)がとった行動は間違いではありません」と話しています。
■ネットでは称賛の声
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/K10011824031_1902221448_1902221709_01_05.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/K10011824031_1902221448_1902221709_01_06.jpg
■ボタンは何のために?
電車内のボタン。いったい何のために設けられているのでしょう。ボタンの名称は鉄道会社によって違いますが、「車内非常ボタン」や「車内警報ブザー」などと呼ばれています。
以下ソース先で
2019年2月22日 17時36分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/amp/k10011824031000.html?__twitter_impression=true
★1が立った時間 2019/02/23(土) 14:10:47.88
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1550931411/